こんにちは。ケイズグッドリフォームです。
日々発表される新型コロナウィルスの新規感染者数がまた増えてきていて、改めて気を引き締めて行動しなければと感じています。
さて、今回は3密の一つである「密閉空間」を避けるために、住まいにおける換気対策のポイントをご紹介します。
こまめな換気を心がけて、効率的に空気中にある汚染物質(ウイルスや細菌など)を外に出せるといいですね。
住まいにおける換気のポイント
換気には2つの方法があります。
ファン(送風機)などを利用した「機械換気」と、窓などの開口部から外気を採り入れる「自然換気」です。
一般的に自然換気は機械換気よりも大きな換気量が期待できます。
2003年7月以降に建てられた戸建住宅やマンションの場合、機械換気設備(24時間換気設備)の設置が義務づけられています。一定の換気性能は確保されていますので、まずは機械換気設備がきちんと機能しているかを確認してください。それでも不安な方や2003年6月以前の建物にお住まいの方は、窓開けによる自然換気が有効です。
機械換気
24時間換気システムを正しく使う
電源と給排気口をチェックしましょう!
機械換気設備が設置されている住まいでは、部屋の壁や天井にある給気口から外の空気を採り入れ、トイレや浴室、キッチンなどにある排気口から汚れた空気を排出するよう設計されています。
24時間換気システムの電源が「オフ」になっていたり、給気口や排気口が閉じていたり、家具や障害物などでふさがれていると、きちんと換気することができませんので、今一度電源や給排気口をご確認ください。
自然換気
風の「入口」と「出口」をつくる
2カ所開けると風通しがよくなる!
窓を開けて換気する際は、2カ所の窓を開けて、風の入口と出口を設けることで空気の通り道が生まれ、より効率的に換気できます。
窓が1つしかない場合は扉を開ける
扇風機は窓の外側に向ける!
部屋に窓が1つしかない場合は、部屋の扉を開けることで、窓とドアの間に空気が流れます。また、扇風機を窓の外に向けて使用することで、室内の汚れた空気が外に排出されやすくなります。
家全体を1つの大きな部屋と考える
家全体の空気を換気する!
マンションなどで窓が一方向にしかない場合、バルコニー側の窓を開き、室内や廊下の扉をすべて開けて、防犯に配慮しながら玄関の扉を開ければ、各部屋に新鮮な空気を行き渡らせることができます。
窓の高低差で風の流れをつくる
風がない時も空気の流れはつくれます!
暖かい空気は上に行くという特性を利用することで、風がない時でも空気の流れをつくることができます。家の中に低い位置と高い位置(1階と2階など)に窓がある場合は、同時に開けるようにしましょう。
画像・参考資料はLIXIL HPよりお借りしました。
いかがでしたか。
換気の目安は30分~1時間に5~10分程度だそうです。
暑くなるこれからの時期、エアコンと換気を上手に使いながら、快適で安心できる空間を手に入れたいですね。
ちなみに、エアコンは起動時が一番消費電力が多くなるそうなので、換気のたびにエアコンを切るよりは、つけっぱなしの方が電気代はかからないそうですよ。
快適で安心できる暮らしについてのご相談は、お気軽にケイズグッドリフォームへお問い合わせくださいね。
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