「内覧の時に素敵だなと思ってほしい」賃貸マンションオーナーのアクセントクロス選びに密着

マンションオーナーの山田さまとケイズグッドリフォーム営業の田邊さんの写真

こんにちは、自分自身がリフォームをしたことをきっかけに「リフォームって素晴らしい」と感動して、最近は色々取材させて頂いている深沢です。今回は管理されているマンション物件の内装工事をご依頼された山田さまとケイズグッドリフォーム営業担当の田邊さんにアクセントクロスのお打ち合わせに同席させて頂きました。

1.古いワンルームマンション、アクセントクロスで印象的なイメージを残したい

深沢「今日はよろしくお願いします!さて、さっそくなんですが今回施工されるマンションはどんな感じのお部屋なんですか?」

山田さま「そうですねー。30㎡のワンルームなんで12~13畳とかじゃないかな。築年数は30…いや、32年ですね。元の設備はほぼ無くて今まさに全部変えていってるところですね。」

そうマンションの話をはじめてくださった山田さま。おじい様の代から不動産経営をされていて、2年ほど前から今回のマンションを担当されているとのこと。 ケイズさんとのお付き合いも同じ不動産や管理の仕事をしているご親戚からの紹介で、かれこれ10年以上になるとのことでした。

マンションオーナーの山田さまとケイズグットリフォーム営業の田邊さんのお写真
山田さまと営業担当の田邊さん

深沢「ちなみに今回アクセントクロスのお打ち合わせですが…今はもうお部屋に差し色のクロスは貼られてるんですか?」

山田さま「いや、いれてないです。他の部屋は色いれてますけどね。退去されたタイミングで順番に入れていってます」

 なんでも女性の入居者さんが多い今回の物件。今までクロスは全て真っ白で統一されていたそうですが、真っ白はどんな家具にでも合う反面、どうしても内覧してもらったときに印象に残らない部屋になってしまう…。そこが気になった山田さまは、2年ほど前から退去されて手を加えられるお部屋に順次アクセントクロスを導入されているとのことでした。

山田さまの笑顔の写真

2.クロス選びスタート!一緒に現場に行っているからこそ出るご提案。

さっそくクロス選び開始!というわけで、机の上には沢山のカタログが並びます。

深沢「ちなみに今回ご予定は柄ですか?単色ですか?」

山田さま「今回は単色で、オレンジがいいねーっていうてます」

深沢「オレンジ!」

田邊さん「そうなんです。現地お伺いさせてもらったときに、山田さまとまずはアクセントクロスをどっちの面にはるか?という相談をさせてもらったんですね。ほらお部屋って4面あるじゃないですか。そのうちの1面にはキッチンがあって…そのキッチンに貼られてるタイルがオレンジを基調としてるのでそこに合わせて統一感がでる内装に出来ればと思ってます」

と、田邊さんが考えに考えたオススメクロスのご提案がスタート。
今回のご提案のポイントは、柄有りの主張が大き目のタイルを活かすという点。

田邊さん「この辺がオススメですね。今のタイルに印象的な模様があるんで、今回それに対面した壁側に貼るっていうかたちで。両方柄が入っちゃうとしんどいし、かと言ってぺたーとしても重いなとなるんで、これくらいやとちょうど色ものってて、軽さもあっていいんじゃないかと思います」

打ち合わせ中の山田さまと田邊さんの写真

田邊さん「あともう一つご提案したいのは中間色のグリーンですね。グリーンって結構なんにでも合う中でこんなのとか(とカタログを指さしながら)。これも彩度は低めなので全面に広がったらもっと明るく、かつ主張しすぎることもなくバランス良く見えると思います。」

こんな感じでどんどん出る田邊さんの案!オレンジを筆頭にグリーンのご提案や、またこのあとも柄ではなく織物のような雰囲気をもったクロスも登場。

取材させてもらいながら私もついつい一緒に考えてしまいました(笑)

真剣にカタログをみる打ち合わせの写真
真剣な表情のお二人。ちなみにこのあとオススメのオレンジに決定しました。

 3.古いマンションでも手を加えることで印象アップ。オーナー側の努力とは?

田邊さん「やっぱりアクセントクロスや新しくリフォームすることで、内覧にこられたかたの反応は変わりましたか?」

山田さま「もちろん他にも色々修繕してますけど、やっぱ決まるの早くなってきましたね」

内覧に来る方は家賃や間取りの情報をもって何件か見て回る。そんな中で「あ、あそこが何か雰囲気が明るくて感じよかった」と覚えてもらうために、アクセントクロスの導入のほかにも、内覧の際はソファやラグ、カーテンなどの家具を展示として揃えたり、古いところはどんどんリフォームを進めてらっしゃるとのこと。

深沢「クロスの他にもどこか変えられるんですか?」

山田さま「玄関収納も相談しています。もうね…30年前ぐらいの建物なんで、靴箱の奥がベニヤ板丸出しやから…これあんまりやなぁって思ってて。」

真剣にお話する山田さまの写真
真剣な表情の山田さま

いくらクロス変えてても、パカっと開けてベニヤ板やったらびっくりしますよね、と山田さま。確かにとってもキレイな内装でテンション上がったあとに、棚の中を見てみるとべニヤ板むき出しを見るとせっかくの印象がそこに持っていかれそう…。

「仲介業者さんに”何番目のとこ”っていわれるより、あの明るい雰囲気のところ!みたいな印象に残ればいいなぁとおもってます。」とおっしゃる山田さま、こういうオーナー様の気持ちがお部屋に反映されて、内覧される方に伝わればなと田邊さんもうなずいていらっしゃいました。

4.まとめ

アクセントクロスの話題は何度か関わらせて頂いている中、今回は初めて「施工後」のお話ではなく「施工前」のお打ち合わせに同席させていただきましたが、いつもの”住む人”ご自身の視点ではなく、貸主とそれをサポートする業者さんのお話ということで何だか新鮮な気持ちでお話を聞くことができました。
そして改めて、たくさんあるお部屋でも壁紙ひとつひとつが持つ「第一印象の力」をアクセントクロスに感じることができました。