こんにちは!今年「家事のしやすさ」にこだわりをもってリフォームに挑んだ深沢です。
今回はうちのお風呂リフォームあれこれの第三弾として、バスタブに注目!
リクシルのArise(アライズ)シリーズは、浴槽が7種類あるのですが、中でも段差のある「エコベンチ浴槽」かオーソドックスな「フラットタイプ」かで悩んだ、私の体験談を お話させていただきます。
1.バスタブの形いろいろ!ショールームで悩んだフラットVSベンチ型
ショールームでの打ち合わせにて、さぁどれになさいますか?と勧められたのは、丸みを帯びた浴槽と、スタイリッシュな真四角。色々悩みましたが、最終的に2つの候補に絞りました。
1つ目:ラウンドライン浴槽
いわゆる「オーソドックス」かつ「おすすめ」っぽいもの。
以前に使っていた浴槽も楕円型だったので、見栄え的にも慣れているので安心。かつ頭の部分がまあるくなっていて、図でもあるように、寝そべるようなリラックス状態になれます。
普通に座れば、163センチある私も苦なく足を延ばせました。旦那さんは、この浴槽が気に入ってみたい。
2つ目:エコベンチ浴槽
引用:リクシル https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/renobio/feature/feature01.htm
我が家は
- こどもがまだ小さい(上は9歳、下は4歳)
- 35Lの節水(マジか!)
という点と、ベンチ部分は子どもが座るだけじゃなく、大人も座って自分も半身浴とかできちゃうし、もたれると足を上げる体制になって、より気持ちよさそう。
ということで、わたしはこちらの商品が気に入りました。
つまりは、旦那VSわたしという構造で2つに意見が分かれましたが、せっかくなので今までに違うバスタブにしてみよう、節水だしね。という意見にまとまり、結局はエコベンチに決定しました。
2.いざ検証!フラットタイプVSエコベンチ浴槽のメリットデメリット
意見が分かれつつも勝ち取ったエコベンチ。
とはいえ、正直わたしも選択が正しかったのか不安だったので、以前使っていた底がフラットなタイプの浴槽と、今回のベンチタイプの浴槽と、どんなメリット・デメリットがあるのか検証してみました。
フラット型 | エコベンチ | |
---|---|---|
幼児との相性 | × | 〇 |
リラックス具合 | × | 〇 |
複数人数の入浴 | 〇 | × |
節水 | × | 〇 |
エコベンチ完全勝利!!
(1) 幼児との相性
- 小さい子はベンチ部分に本当に腰掛けるのか?
- 小さい子のバスタブへの出入りはしやすいか?
の2つに注目。4歳(身長95センチ)の子でも、ベンチ部分から一人で出入りは難なくできますし、むしろベンチ部分は「自分の指定席」と言わんばかりに喜んで座ってくれました。
しいて言うなら、ちょっとやんちゃなタイプのお子さんだと、ベンチの部分で飛び跳ねてツルッと滑ってしまいかねないので、ご心配であれば浴槽用の滑らない敷物をしいておくのがいいと思います。
ベンチ型で座ってみるとこうなる
フラットタイプで三角座りだとこうなる
うん、バスタブに対して顔の高さが全然違いますね。
(2) リラックス具合
- 足がのばせるのか?
- ゆっくりくつろげるか?
こちらは、お湯をはると背もたれ部分にちょうど気持ちよく背中があたり、首が苦なく置けちゃいます。かつ、いい感じに肩までお湯がくるんですよ。ちょうどいいリクライニング具合でお風呂全体を見渡せました。
(3) 複数人数の入浴
- 浴槽に何人までは入れるか?
ワンオペ育児の時に子どもと一斉にお風呂に入った時、さすがに3人だとぎゅうぎゅう詰めになります。
これについては唯一フラットの勝利(笑)
ですが、エコベンチでも全員横向きに入りみんなが足を出すように入ると、全員肩までつかれてかつよく温まっていい感じでした。(下の子はベンチ部分で横向き可能)
3.掃除が簡単
最初でも必ず書いてしまいますが、私の根本は「家事のしやすさ」です。
いくらきれいになっても、掃除がやりにくければそのキレイさは保てないので、意味がありません。
その点、プッシュ水洗は簡単に栓の部分を外すことができるのがとても良い!お湯を抜く時、中のゴミ受けの部分の髪の毛も簡単に掃除できます。
逆に難点は、ゴミ受け部分が小さい事。勢いよく水が抜けるわけではないので、よく髪の毛が抜けるお家の場合は2~3日に1度は髪の毛を掃除しないと、お湯が抜けにくくなるとい思います。
バスタブの掃除は、「こすり洗い不要」という洗剤をササッとスプレー。所定の時間置きシャワーで流せば本当にすっきり。たまにまだザラつくなと思った時はスポンジでササッと撫でればきれいになります。
リフォーム前のお風呂は、やはりコーティングが剥げてきていたんでしょうか…こうはいきませんでした。なので今は一応1週間に一度はこすっておこうかな…というレベルで、毎日のお風呂の準備が本当に楽になりました。
4.節水は本当だった
エコベンチで気になっていた最大のポイント「35Lの節水」。2Lのペットボトル17.5本分って結構な量ですよね。
4人家族で毎日お湯を変えるのがもったいな…。けれどさすがに2日目は…と洗濯で使っていたんですが、そんなもの微々たる水量。バケツで運んで植木に使ってみたりと色々試行錯誤しても、毎月の水道料金は4,000円ほどはいっていました。
それが今はなんと、毎月フルにお湯をはって、洗濯を毎日しても
2,500円です!
毎日35Lを節水しつづければこうなるのか…。と我が家は驚きを隠せませんでした。
5.どんな人におすすめ?
エコベンチタイプは、小さい子がいるご家族に最適!ただ、お風呂はこすり洗いを絶対したい…という方であればベンチ型だと、どうしても浴槽内の凹凸は多くなってしまい、掃除がしにくいというデメリットがあります。
そういう方には、フラットやすっきりとしたデザインのもののほうが満足されるかもしれません。
6.まとめ
今回のエコベンチは、パッと見でメリットがわかりにくい商品のため、正直使ってみないと魅力がわかりにくいと思いました。でも実際に使って見ると、我が家としては大満足の選択でした。
家庭用のお風呂は規格が決まっているため、選べる浴槽もそれにあったものになってきますが、狭い規格でもゆったりとお湯にはいれるように、どのタイプも工夫されているなと思いました。