安心して入浴できる。一番多いお風呂の事故を防ぐ方法。

 

安心して入浴できる。一番多いお風呂の事故を防ぐ方法。

こんにちは、暮らしのアドバイザーのカナコです。

毎日、お風呂に入ることは、一日の疲れをとり、リラックス効果があります。
体も温まり、つい浴槽で眠ってしまったという人も、少なくないのでは?

実は家庭内で一番多い事故が、お風呂での事故です。
ふとしたことで、大きな事故にならないように気をつけましょう。

今回は「安心して入浴できる。一番多いお風呂の事故を防ぐ方法」についてご紹介します。

今回の記事の目次

1,お風呂で起こる事故。
2,一番多いお風呂の事故を防ぐ方法
3,入浴中の事故を発見したら。

1,お風呂の中で起こる事故。

ある調査のデータによると、約100の人が週3日入浴していますが、お風呂好きな人は毎日入浴されています。
そのような場所でありながら、家庭内の事故で一番多い場所がお風呂場です。
またお風呂での事故は、交通
故での死亡率に比べ3倍ほどになり、危険な場所でもあります。

では、実際にお風呂でどんな事故が発生しているのでしょうか。
●転倒
(1)浴槽内での転倒
トロトロ状態の入浴剤や、掃除不ぬめりで滑ります。

(2)洗い場での転倒
洗い場の床材が滑りやすい素材であったり、洗顔・先発剤け残し、敷き置きマットなどで滑ります。

(3)出入り口の段差での転倒
浴室から出入り口の段差や、 置き敷きマットの段差によって、つまずき・転倒します。

●めまいや、ふらつき
お風呂に使っていたらぽかぽかと血流がよくなり血管が広がりすぎて、体の下の方に血液が集まります。
そして脳まで血液が回らずに脳貧血状態になり、ふらつきやめまいを起こす原因となりま
浴槽で意識を失うと溺水する場合も少なくありません。

●熱傷
水温調整ミスや、誤って熱湯をかぶって体にやけどをします。

●溺水
暖かい部屋から寒い脱衣所やお風呂の浴槽に入ると、急激な室の差で体内の血管が伸縮し、血圧の急激な変動(ヒートショック)、脳卒中、脳出血、心筋梗塞などの原因となります。
に温度差を感じやすい寒い時期12月~3月に起こりやすく、70歳代ぐらいから発生率が高く入浴事故の約8割は、一人で入浴している元気な健康高齢者で起きています。

以上のことから、急に事故が起こっても慌てないように、お風呂で起こりうる事故をしっかり把握しましょう。

 

安心して入浴できる。一番多いお風呂の事故を防ぐ方法。

 

2, 一番多いお風呂の事故を防ぐ方法 

お風呂の事故は年齢を問わず、誰にでも起こりうることだけに、事前に予防をしましょう。
ほんの少しの意識や知識を持つことで、一番多いお風呂の事故を防ぐ方法をご紹介します。

●お風呂の事故を防ぐ方法

・体調の悪いときは入浴しない。
・お酒を飲んで入浴しない。
・熱いお湯よりもぬるいお湯につかる。(38℃~39℃)
・長湯はしない
・入浴する前に掛け湯をする。
・までつからずに、みぞうちぐらいまでつかり、寒ければ肩にタオルをかける。(半身浴)
・槽の出入りの際、浴槽のフチに腰掛けてゆっくりと出入りする。
・お風呂上りに冷水シャワー
ひざ下にかける。
・入浴前後には水分補給をする。

・他の部屋との温度差を少なくする・入浴前にお風呂の蓋を開けておく
・脱衣室やお風呂場を暖房器で暖かくする。(24℃~26℃)
・特に高齢者には一番風呂よりも家族が入浴した後の暖かくなった後に入浴する。
・入浴前に暖かいシャワーをつけて、浴室を暖めておく。
・浴室換気暖房乾燥機を利用する。

・同線に合わせて手すりを設置する。
・内や浴槽の出入り場所に握りバーをつけて、姿勢保持を守る。
・出入り口の段差を解消する。

ほんの少し意識を持つことで、お風呂の事故は防ぐことができますのでぜひ実践してくださいね。
また高齢者が入浴時には、声掛けをすることを心がけましょう。

入浴中の事故を発見したら。

3,入浴中の事故を発見したら。

慌てずに落ち着いて対応することが大切です。
・119番通報し、事故発生の場所・状況を伝える。
・浴槽で溺れている時は、湯を抜く。

・何人か集まって可能であれば体を引き揚げるが、無理をしないこと。湯船から顔はあげておく。
・意識や呼吸がない場合は、心肺蘇生法をする。  (参考) 日
本医師会 救急蘇生法   http://www.med.or.jp/

 

まとめ

今回は「安心して入浴できる。一番多いお風呂の事故を防ぐ方法。 」についてご紹介しました。

家庭内事故で一番多いのがお風呂の事故で、転倒・めまい・熱傷・溺水などによるものです。
急激な部屋の温度差により、血圧の急激な変動からお風呂で溺れるケースも高齢者に多くみられす。

ほんの少しの意識や知識で、事故が軽減されますので、今回ご紹介しました風呂の事故を防ぐ方法を、ぜひ実践してくださいね。

また万が一、事故を発見したら慌てず119番通報し、事故発生の場
・状況を伝えましょう。

お風呂が寒い・お風呂の段差をなくしたい など、お悩みがございましたら、いつでも暮らしのアドバーザーに、お気軽にご相談ください。