いつもありがとうございます。ケイズグッドリフォームです。
年齢、性別、障害の有無・・・私たち一人一人の持つ様々な違いを超えて、全ての人にやさしい「ユニバーサルデザイン」。
これからの住まい作りを考える上で、ぜひ持っておきたい視点です。
ユニバーサルデザインはどこが違う?
たとえば、車いすを使っている人のために段差をなくすこと、このような「バリア(障壁)を見つけて取り除く」という取り組みは、「バリアフリー」と呼ばれてきました。
そして、このコンセプトを更に発展させ、そもそも最初からバリアのない製品・環境を作ろうと考えられたのが「ユニバーサルデザイン」です。
「ユニバーサルデザイン」には、誰もが使いやすく、わかりやすい、操作ミスなどから危険につながりにくい、ゆったり楽に扱えるなど、いくつかの原則があります。
住まいの中のユニバーサルデザイン
私たちの住まいの中にも、すでにユニバーサルデザインは存在します。
例えば、電気のスイッチ。
最近のスイッチは、大きく平たいボタンになっているものが増えてきました。
これは、弱い力でも簡単に押せるように配慮されたものです。
ドアは安全を第一に、勢いよく閉じない仕組みに。
キッチンや洗面所の収納は少ない力でスムーズに引き出せるものや、開口部が広く見やすいタイプも。
よく見てみれば、実はすでに、身近にいろいろな工夫があるのです。
住まいのあり方はどんどん進化しています。
将来を考えたやさしいアイディアをぜひ取り入れてみてください。
おすすめのリフォームアイディア
これからリフォームするなら押さえておきたい、ユニバーサルデザインを考慮した人気アイテム3選をご紹介します。
◆タッチレス水栓
センサーにかざすだけで吐水と止水ができるハンドルいらずの水栓は、「ひねる」などの操作が難しい人にやさしい設計です。
センサーが物や手の位置・動きを感知し、自動で水を出しとめするハンズフリー水栓なら、手をかざす必要もありません。
◆ニースペース付きシステムキッチン
※ニースペースとは、椅子に座ったままでも膝まわりに負担がかからないように設けた空間のことです。
車椅子の方が作業しやすいニースペース付きのシステムキッチン。
もちろん立ち仕事がつらい人も、ちょっと疲れたという時も、いつでも椅子に座って料理ができる、みんなにうれしいキッチンの形です。
キッチンだけでなく、洗面化粧台も各社から販売されています。
◆ボディハグシャワー
左右10カ所のノズルから全身を包むように温めるシャワー。
浴槽に浸からなくても芯からぽかぽかになれるため、介護の用途でよく使われてきました。
最近では一般家庭にも広がっています。お風呂が苦手という人にも、時短や手軽さを重視したい人にも人気です。
さいごに
リフォームを考えるタイミングで、いつまでも安心・快適に住み続けられる家づくりの参考にされてみてはいかがでしょうか。
詳しくは、お気軽にケイズにご相談くださいね。