【節水が気になる主婦の方は必見】驚くほど水道代がお得に!?節水トイレの水道光熱費の違いを大公開!

【節水が気になる主婦の方は必見】驚くほど水道代がお得に!?節水トイレの水道光熱費の違いを大公開!

こんにちは住まいと暮らしのアドバイザーのカナコです。

雰囲気のあるカフェやレストラン・また旅行先のホテルに行くと、いつもトイレのチェックをするのが私の趣味。
古くても小さいスペースでも、きちんと掃除が行き届いてるお店は「また来たいな~」と思います。

ただ気になるのが、古いトイレは新しいトイレに比べて三倍の水量が必要だということです。
ご家庭のトイレは、家庭用水の全体の約30%を占めて一番多く使用されているのをご存知ですか?
でも、もったいないからといって、トイレの回数を減らすわけにもいかないですよね。

そこで今回は、トイレを最新の節水型にするメリットや効果と、トイレの節水に関するよくある疑問にお答えします。
また、リフォームのプロが選んだ、おすすめの最新型・節水トイレ商品をご紹介しますので、トイレのリフォームをお考えの方に参考にしていただけると幸いです。


古いトイレを節水トイレにリフォームすると、水道代はどのくらい変わるのか?

水道代の違い

従来のトイレは1回当たりの洗浄水量は13リットルですが、最新の便器は洗浄水量が4.8リットルが主流です。
超節水の場合は、なんと、水量が3.8リットルという商品もあります!
これは、従来の商品の約1/3の水量にまで節水されていうことになりますね。

トイレは、家族みんなが1日に何回も使うもの。その水道代を節約できるとなれば、経済的な効果が大きいですよね。
年間にすると、どのくらいの水道代が節約できるのでしょうか?

<家族4人の想定の場合>

古いトイレ(従来品)
洗浄水量13リットルの場合
年間の水道使用料金 約21,000円

節水トイレ
洗浄水量4.8リットルの場合
水道代 約5,900円/年間 → 14,200円の水道代が節約できます。

洗浄水量3.8リットルの場合
水道代 約5,100円/年間 → 15,000円の水道代が節約できます。

参考 TOTO

トイレは節水する場所にはぴったり

家庭用水の中で水が多く使われている場所はどこだと思いますか?
トイレは節水する場所にはぴったり実は、家の中で最も水の使用量が多いのがトイレなんです!

1位…トイレ(約28%)
2位…風呂(約24%)
3位…炊事(約23%)
4位…洗濯(約16%)

参考 国土交通省

成人の1日の排尿回数は4回~8回程度、高齢者5回~10回程度と言われていますので、使用頻度の多いトイレを節水を考えれば、効果が高いことは間違いありませんね。


節水トイレのメリットとデメリット

節水効果の高さが魅力的なトイレですが、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット

水道代が少なくなる

先ほども紹介しましたように、古いトイレ(従来)の便器を最新の節水トイレに入れ替えると、1回分の洗浄水量が約1/3に減るので、すぐに節水効果が期待できます。

新型節水トイレはお掃除がラク

トイレはせまい空間であることが多く、掃除するのに体が動かしづらくて苦労したことはありませんか?新型トイレにリフォームすると、お掃除がとってもラクになるんですよ!

汚れが落ちやすい

従来型の古いトイレだと、黄ばみや汚れを取るのがとても大変ですが、新型トイレは便器の素材が改良されている上、少ない水量でしっかり汚れを洗い流すように洗浄力がアップしていますので、お掃除がとってもラクなんです。

また、タンク・便器・便座が一体になったシンプルなデザインですので、接続部分や継ぎ目がなく、隙間に汚れがつかずにきれいに拭き掃除ができます。

散らかりにくい

新型トイレといっしょに施工できる収納ユニットは、洗剤やお掃除道具、トイレットペーパーのなどの小物をたくさんしまっておけます。だから、床がすっきりしていて、お掃除がしやすくなっているんです。

新型節水トイレはデザイン性が高い

最近のトイレは、タンクのない便器(タンクレス)や、ウオッシュレット一体型の商品が増えてきて、シンプルでスタイリッシュなデザインになりました。
省スペースでも狭さを感じないトイレ、リフォーム用に簡単に設置できるトイレなど、形や大きさにこだわったデザインも人気です。

デメリット

配管の形状によっては詰まる場合がある。

もともと家に備わっている配管が長かったり、勾配の角度が少ない場合、節水トイレにリフォームして洗浄水量を少なくなると、汚物が流れにくくなり、詰まる場合があります。

節水トイレを設置する場合は配管の形状・勾配・長さなども考えた工事が必要です。
特に、古いマンションや戸建て・雑居ビルにお住まいの方は、業者さんとしっかり配管の状態を確認する打ち合わせが必要です。


節水しても、しっかり汚れは取れるの?

節水しても、しっかり汚れは取れるの?節水トイレにして流れる水の量が少なくなっても、汚れはきちんと落ちるのか不安になりませんか?
心配ありません!新型の節水トイレは、古いトイレと比べて水の流れ方が全く違い、少ない水量でも確実に汚れを落とすのです。

古いトイレは、便器のフチ裏にある数か所の穴から水が出て汚れを流しているため、水が通らない場所の汚れは落ちにくい場合がありました。

しかし、新型の節水トイレの場合、力強い水圧・水流の水が便器の中を渦を巻くように流れるので、汚れやすい箇所をしっかり洗浄し、少ない水でもしっかりと洗い流します。

参照:
http://www.toto.co.jp/products/toilet/neorest/feature/03.htm


トイレの寿命とリフォーム時期

トイレはどのくらいを目安にリフォームしたらよいのでしょうか?

トイレのタンクや便器は陶器でできているので、割れなければ半永久的に使えます。
しかし、便器の金具部品・配管・パッキンやつなぎ目部分は10年〜15年ほどで劣化していくため、水漏れを起こす場合もあります。
部品の交換が続くようでしたら、便器の取り換えを検討してみましょう。

また、ウオッシュレットは電化製品なので、電気基盤部分が劣化すること考えると、寿命は10年が目安です。それ以前でも、便座にひび割れや破損があれば交換しましょう。

トイレは家族構成、使用頻度、地域によって寿命年数が異なりますが、修理するよりも節水・機能性の優れた商品にリフォームするのが良い場合があります。

こんな点が気になったら、トイレの取り替え時期

  • 部品の交換を頻繁にしている
  • 水漏れがおこった
  • 汚れが落ちにくい
  • 便器や便座が変色してきている
  • 節水や節電のことが気になる

トイレのタンクにペットボトルを入れるのが、絶対NGな理由

トイレのタンクにペットボトルを入れるのが、絶対NGな理由

古いトイレをお使いの方で、タンクにペットボトルを入れて節水をしている方はいませんか?
これは、トイレが詰まる原因になる他、様々なデメリットがあり、全くおすすめできません。その理由をご説明します。

ペットボトルを入れて洗浄水量だけ減らすと、トイレが詰まりやすくなる。

ペットボトルを入れて水量を減らすと、水圧が下がってしまい、勢いよく水が流れません。
そうすると、汚物が流れにくく、便器の汚れも取れなくなります。

それが続くと、今度は配水管に汚れが蓄積し、こびりつきが残り、詰まる原因になります。水道管が詰まるとなおすための工事が必要になります。マンションの高い階にお住いのかたは特に注意しましょう。

タンクにペットボトルを入れると、部品にひっかかって水が止まらなくなる

タンクにペットボトルを入れると、水が流れっぱなしになる場合があります。これは、タンクの中にあるゴムフロート(タンク内排水ゴムふた)という部品ににペットボトルが引っかかり、タンク内の栓が閉まらず、水が止まらなくなることが原因です。

このように、ペットボトルをトイレのタンクにいれる節水方法は、トイレを詰まらせてしまうリスクがいっぱいです。そうすると、専門の業者さんに工事をしてもらう必要が出てきますので、お金も時間もかかり、節水の意味が全くなくなってしまいますね。

トイレの水量を減らすことをお考えでしたら、この機会に節水トイレをご検討されてみてはいかがでしょうか?


リフォームのプロが選ぶ、おすすめの節水型トイレ

節水トイレのリフォームをお考えの方に、プロの視点から選んだおすすめのトイレをご紹介します。

【TOTO】

レストパルF/レストパル  toto やはりトイレといえば陶器で有名なTOTOです。
総合的に素材・機能性なども磨き抜かれている商品で、世界中に認められ、公共施設やホテルで多く使用されています。
(陶器素材)
従来の陶器の釉の上に純度の高いガラス層を1,200℃で焼き付けた「セフィオンテクト」で表面に凹凸なくカビや汚れから守ります。
(トルネード洗浄)
しつこい汚れでも力強く渦を巻くような洗浄で便器ボウル面をまんべんなくしっかり洗います。

水道水に含まれている塩化物イオンを電気分解して作られた綺麗な「除菌水」で、便器とウォシュレットのノズルを自動洗浄してくれます。
薬品や洗剤を使わず必要なければまた水に戻るので環境にも優しいですね。

また、よく耳にするウォシュレットという名はTOTOだけしか使えない商標登録なんですよ。

ネオレスト

「清潔」を磨き続けてきた商品です。
きれい除菌水や陶器の表面を100万分の1mmのナノレベルにし汚れをつきにくく、ニオイを控える洗練された商品です。

レストパルF/レストパル

たっぷりの収納力と機能性も充実し、レストルームに必要な器具をまとめてパーケージした商品です。
レストパルFは床が浮いているので床掃除が簡単です。

 

【リクシル】

サティスG リクシルリクシルのトイレは、常に進化し続ける洗練されたデザインと機能を充実させスタイリッシュなトイレです。その時代にあった商品が開発されています。

(陶器素材)
従来の陶器に、いつまでも汚れが付かない新品のような白さと輝きが100年続く新素材「アクアセラミック」の開発により、強い水流で便器内の汚れを隅々までガードします。
(パワーストリーム洗浄)
強力な水流が便器鉢内の隅々まで回り、少ない水でもしっかり汚れを洗い流します。

サティスGタイプ

強力洗浄の超節水タイプです。
洗練したデザインでシンプルでコンパクトだからトイレ空間をすっきりとさせます。

(黒の便器)
シックで落ち着い空間づくりに最適なカラーです。Gシリーズタイプだけのカラーです。
一般的なホワイトでは物足りない、そのような方にノーブルブラックをおすすめします。便器鉢内部分はピュアホワイトです。

【パナソニック】

パナソニックは住まい全体ををトータル的にコディネートする独自性をもったメーカーです。
高級感のあるインテリアにもなる設備が充実しています。
便器内のお掃除にトイレ用洗剤でなく、少量の台所用合成洗剤を使用してお掃除できる商品が主婦の間で話題になりました。
(素材)

陶器ではない「有機ガラス系新素材」を開発しました。「有機ガラス系新素材」は、ぬめりや黒ずみの原因となる水垢を固着しにくく、汚れがたまりにくく、ぴかぴかの状態を保ちます。

(新スパイラル水流)
洗浄時、パナソニック独自のターンラップが回転しすべての止め水を排水され少ない水で一気に流しきります。

アラウーノ

パナソニック電工のトイレといえば、2006年に陶器から素材を見直し「アラウーノ」が誕生しました。

発売以来、2015年には100万台を突破し最近では新型アラウーノが注目されています。

「有機ガラス系新素材」の開発と、泡のパワーと少ない水で一気に流しきる水流(新スパイラル水流)で汚さないトイレに。
また泡で受け止め床への飛び散り・音が減ることでお悩みを解決します。

※ネオレスト・サティス・アラウーノは各メーカの独自性を発揮し素晴らしい開発をされています。
各ご家庭がご満足いただける機能性やデザイン性などを考慮してメーカーをお選びくださいね。


まとめ

今回は、節水トイレにリフォームするメリットや、節水効果についてお話しました。
最近のリフォームでは、トイレを大切な癒しの空間にしたいと考える方が増えています。
トイレを節水型にリフォームしたら、水道代が節約できる上、清潔に保ちやすくなりますので、心地よく暮らせますね。

トイレついてご質問などございましたら、お気軽にお問合せください。

いつもありがとうございます。