お風呂のお湯が冷めない「サーモバスS」で家事ストレスを軽減できた話

こんにちは、初めて「ココラボ ブログ」に寄稿させていただきます、深沢です。

今年、自宅の全面リフォームしました。
設備を選ぶにあたり、特にこだわったのは「家事のしやすさ」です。

水回りについては、リクシルのショールームを見に行って、我が家の家族構成(夫婦と子供2人・共働きファミリー)向けの製品は、どんなものがあるのか聞いてみました。

結果、リクシル「アライズ」シリーズに決定!これについてきた、お風呂のお湯が圧倒的に冷めない「サーモバスS」が思いのほかおすすめだったので、感想を書いてみようと思います。

リクシルのサーモバスSってなに?

サーモバスSは温まったお湯が冷めにくい浴槽保温材と保温組フタの「ダブル保温」構造で、お湯を冷めにくくします。4時間後でも温度が2.5度しか下がらないので、入浴時間の異なるご家族でも時間を気にせず入浴できるというおすすめする保温効果アップ機能のこと。

 

https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/renobio/feature/feature04.htm
※リクシルサイトから引用

リクシルのアライズは種類がK・M・Z・E・Cとあり、それぞれ標準装備が異なります。
サーモバスSが標準でついているのは、K・M・Zのタイプ。

導入に追加料金はかかるのか?

もともとプラン内容に入っているものなので、これを選んだから料金が高くなるという訳ではないようです

サーモバスSが必要ない場合は、セットに組み込まれていない「タイプ E」か「タイプ C」を選ぶか、もしくは、サーモバスSを外して他の浴槽にしてもらう方法もあります。

サーモバスSを無しにした場合、5万円ほどの値引きになることもあるそうです。

実は私が最初にショールームに行った際は、見た目やバスタブの形などに目移りして、全然気にしていない機能でした。

また、お風呂蓋のふちについた黒カビや劣化しかゴム部分の掃除が大嫌いだった私はむしろ「蓋はいらないから値引きしてくれ。いや、値引き無理でもいいから風呂蓋を削除してくれ」と懇願。

すると、スタッフさんが「蓋が無いと、せっかくのサーモバスSの機能が発揮されません、もったいないですよ。」と力説。

蓋やサーモバスSを取ったからといって、料金がそう大きく変わるわけじゃないんであれば、付けておこうかな・・・と、それくらいのレベルで導入しました。

実際、温度はどれくらい持続するの?

サーモバスSでお風呂をいれると、深夜でもお湯があったかいんです!
8時に沸かしたお風呂でも、仕事や飲み会で0時に帰ってきた旦那さんがしっかり温まることができます。

我が家は、18時以降に小学生の長男と保育園児の次男と私の3人が帰宅。主人はその日その日でかなり帰宅時間にバラつきがあるため、一度お湯を沸かしてから4~5時間後に主人が入るということも多くあります。

昔は入る直前に追い炊き必須でした。うっかり追い炊きを忘れて入ってしまったら、温まるまで時間がかかるので、あきらめてシャワーにしてもらうほどお湯が冷えてしまってました。

サーモバスSを入れてからは、お湯は深夜でもぽっかぽか。
保温効果が抜群なので「ふろ自動」ボタンで常に沸かしておくスタイルでも「冷めにくい」ので、電気の無駄遣いになりにくそうです。

入浴する最後の人が2時間後くらいのレベルだったら、つけっぱなしにしちゃうようになりました。

蓋の機能がすごい!でも蓋がずれても大丈夫?

サーモバスSの機能の一つでもある「保温組蓋」。今時というか昔ながらの2枚蓋で、置き場所にも困るし、導入にたいしては何となく消極的でした。

でも、実際に蓋を閉めてみると・・・上に洗濯物をかけっぱなしでも、湿気ないくらいの密閉感。なかなか機能的で驚きました。

 

しかし、たまに蓋の向きを間違ってしまうと、効果は激減です。

サーモバスSとは、ようは保温材でバスタブを包み込んでいるからこそ機能する、ティーポットのカバーみたいなもの。閉める向きを間違って、すき間が空いてしまわないよう、気をつけておく必要があります。

電気代は下がるの?

主婦として気になるのは、サーモバスSを導入したら、電気代が下がるのか?というところ。

リフォーム会社さんに聞くと、メーカーが推奨する設置条件に沿って施工すれば、確実に電気代は下がるそうです。
今まで追い炊きに10分かかっていたのが数分で済むようになるケースもあるみたい

リフォームしてから数ヶ月しか経っていないので、実際の電気代がどうなったのか、まだはっきりわからないんですが・・・リクシルのサイトに、都市ガスの場合は年間2,000円、LPガスの場合は4,100円お得と情報がありました。

お風呂の冷めにくさは、お風呂だけじゃなく、家の立地条件や断熱状態も大きく関わってくるそうです。家の中心部に設置してあるよりも、外壁にあるお風呂のほうが冷めやすい。

あとは、建売の新築住宅に入っているお風呂は、あまりコストがかかっていないことが多いので、リフォームで高品質なお風呂に変えるだけでも、光熱費は変わることだと思います。

まとめ

リフォーム前は旦那さんが遅く帰ってくると「もう今日シャワーでいい?」と即シャワーを進めていましたが、いまは追い炊きするにしても短時間ですむので「ゆっくり入っておいでー」と湯舟につかるのをおすすめしちゃうくらい追い炊きの間隔がかわりました。

すごく小さなことですが、帰りの遅い人を待ちながら「お風呂冷めちゃうな・・・」と気にするの、ちょっとストレスですよね。

新しいお風呂とサーモバスSのおかげで、毎日の心配事が減り、家事がちょっぴり楽になりました。